若林 愛

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EWI練習 吹き方

EWIのLESSONをしている中でよく息苦しい!と悩んでいる生徒さんがいらっしゃいます。ブレスセンサーの感度を変えることで吹奏感を好みに調節することもできますが、吹き方にも苦しくならないポイントがあって。EWIはもともと息の抜け道が狭いのでいっぱい息を吹き込もうと思っても息が入らない。息の余る楽器です。腹式呼吸がしっかりしていて細く長く息を入れ続けられる方は息の量のコントロールすれば良し、息が余ったりしっかり吹き込んでニュアンスを出したい場合は、マウスピースをくわえている口の両端から息を逃がしながら吹くと吹奏感や呼吸が楽になります。下記写真も参照くださいませ。①普通にくわえますね。これで十分すぐ演奏できます。余談ですが私個人的にはあまり深くくわえすぎなくても良いかなと。歯の当たる位置は先端から1cmくらいでしょうか。これくらいの深さでも噛み込んだ時にビブラートセンサーもちゃんと反応してくれます。口の両端から息を逃がしたい時。このやり方が分からないとよく質問を頂くのですが、②笑顔を作って口角を横に引っ張る。③②で作った口の形そのままくわえる。そうすると、口角は横に引っ張られているので勝手に隙間が空いて勝手に息は逃げていきます。

きっかけから〜今

〜EWIとの出会い〜音楽大学でクラシックを勉強していた私がEWIを知ったのは大学を卒業してキングレコードからデビューした後の多分2010か2011年くらいの時でした。SAX&BRASSマガジンのイベントに出演した時、同じく出演していた伊東たけしさんのステージで使用されていたのがEWI! 恥ずかしながら、それまで宝島やOmens of loveなどの楽曲も吹奏楽曲だと思っていた私には衝撃的なカッコイイ楽器でした。〜EWIを始めることに〜クラリネットアンサンブルでデビューさせてもらい、さぁこれから!という時期でしたがどうしても垢抜けない地味さに悩んでいた私。クラリネットってとても暖かく癒しの音色なのでクラシック等、純粋にアンサンブルをするのにはとても適した楽器なのですが、派手なこともやってみたかった。当時所属していた事務所の社長がカ◯◯ペアの事務所をやっていた時期があったので最初EWIには難色を示していたのですが(Tさんへのライバル視という意味で笑)イベント会場でAKAIのブースを見つけ社長を引っ張ってすぐに試奏しに行きました。吹いてみて、第一印象は、なんか簡単そう!でした。〜タンスの肥やし〜各音域ごとに全部運指が違うクラリネットに比べてEWIはどの音域でも運指が一緒。なんて楽なんだろう!と思いましたが最初につまづいたのがオクターヴローラーの切り替え。ライブで少し使用したりもしましたが、やっぱ難しいな。と…EWIあるある、1年くらいタンスの肥やしと化すのでした。。。〜急な再開〜3枚目のアルバムのリリースが決まり、その中に一曲だけEWIを収録することに。収録曲が決まってからレコーディングまではいつも割とすぐ。1ヶ月なかったような気がする。焦ってEWI引っ張り出して、とにかく練習。説明書も読まず、とにかく練習。キーディレイが出来ることも気づかずとにかく練習。せめて説明書くらい読んでおけば色々近道が出来たのに…無知とは恐ろしいものです。いざレコーディングをし、完了したタイミングで担当者から曲(カバー)の使用許諾が降りなかったという衝撃の通告。アレンジャーが急いで新しい別曲をアレンジし、徹夜で練習し、またレコーディングへ。〜好きになる〜一度一生懸命練習するとそこそこ吹けるようになるもの。(注:そこそこ)そうなると、練習も楽しくなる。好きになると熱中するタイプ。吹く以外にも浅い知識を深めるためウインドシンセの歴史を調べてまとめたり、シンセサイザーの本を読んで音源の仕組みを理解したり、MIDI検定の本を一つ一つ用語を調べながら読んで覚えたり、EWIの運指のパターンを書き出してみたり。でもそれをやったから今、自信を持ってレッスンやセミナーのお仕事も引き受けられる。趣味でEWIが好きな人はそっちの知識に長けている方もものすごく多いんです。うわべで発言したくないな。ていうところも勉強面では原動力。